▼来年度予算概算要求、一般会計は89兆1357億円
伊吹財務相は9日の閣議で、8月末に締め切った2009年度予算の概算要求の集計結果を報告した。
一般会計の総額は89兆1357億円で、04年度(89兆1493億円)に続く過去2番目の規模となった。
一般会計のうち、国債の元利払いや地方交付税交付金などを除く各省庁の政策的経費である一般歳出の合計は08年度当初予算比7・5%増の50兆8447億円で過去3番目に高い水準だった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000010-yom-bus_all
▼11年度から消費税10%、経団連要望へ
日本経団連は8日、中期的な税制の抜本改革案として、消費税率を2011年度から5%引き上げて10%とするよう政府に要望する方向で最終調整に入った。
正副会長による正式な組織決定を経て9月末にも公表する。
経団連はこれまで、07年1月に御手洗冨士夫会長のビジョンという形で、15年までに2段階で消費税率を事実上10%まで引き上げるよう求めていた。しかし最近の試算によって、医療、年金などの社会保障制度を安定的に持続させるためには、消費税率を一気に引き上げ、引き上げ時期も前倒しせざるを得ないと判断した。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000003-yom-bus_all
▼地銀 「ゆうちょ銀包囲網」着々 「広域再編」誘発も
地方銀行が昨年10月の郵政民営化で誕生したゆうちょ銀行に対する包囲網を着々と築いている。現金自動預払機(ATM)を相互開放したり、住宅ローンの新商品やシステムを共同開発したりするなど、地銀同士がそれぞれの営業地盤を超えて大同団結する動きが広がっている。顧客の利便性向上やコスト削減を進めて、ゆうちょ銀に対抗するのが狙いだが、県境をまたいだ広域再編を加速させる可能性もある。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000007-fsi-bus_all