▼ダウ、289ドル高=政府系金融救済を好感
週明け8日のニューヨーク株式相場は、経営不振に陥っていた政府系住宅金融会社2社が政府管理下で救済されることが決まり、信用不安が大きく後退、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比289.78ドル高の1万1510.74ドルと大幅続伸して引けた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同13.88ポイント高の2269.76と6営業日ぶりに反発。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比4億9573万株増の16億9484万株。
米政府は前日、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に対し、最大2000億ドル(約22兆円)の公的資金注入枠設定などを柱とする支援策を発表。住宅ローン資金の大半を供給する両社の経営が安定すれば、住宅市場が活性化するとの期待が高まり、ダウは寄り付き直後に約350ドル高まで急伸した。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000021-jij-brf
▼街角景気、過去2番目の低水準=天候不順が追い打ち-内閣府
内閣府は8日、8月の景気ウオッチャー調査を発表した。それによると、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断DI(指数)は前月比1.0ポイント低下し、28.3となり、5カ月連続で悪化した。2001年10月以来、6年10カ月ぶりの低さで、過去2番目の低水準。生活必需品の価格上昇に、8月の天候不順が追い打ちを掛けた格好で、内閣府は総合判断を「景気の現状は厳しい」に据え置いた。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000094-jij-bus_all
▼カルビー「ポテトチップス」、ついに値上げ
カルビーは8日(月)、「ポテトチップス」の一部商品の規格改定を発表した。改定日は11月より順次となり、対象商品は43商品を予定。内容量が減って価格は据え置きになるもの、内容量が減って値上げするもの、内容量を増やして値上げするものなど、商品に応じて対応していくという。
同社は2007年1月、原材料のじゃがいもが不足した際に価格据え置きで商品の減量を行っているが、以降は内容量・価格ともに現状維持を続けていた。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000010-oric-ent