▼FRB、AIGに9兆円融資=政府80%の株取得権、実質管理下に
米連邦準備制度理事会(FRB)は16日、経営不振の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対し、同社資産を担保に最大850億ドル(約9兆円)を融資すると発表した。見返りに米政府は、同社株式の79.9%の取得権を獲得し、AIGは実質上、政府管理の下で再建を図る。米国では、政府系住宅金融会社の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が、政府管理下に置かれたばかり。
FRBは「AIGの無秩序な破綻(はたん)は金融市場の不安定さを一段と増幅させる」と指摘。「融資は、経済の混乱を最小限に抑えながら、秩序ある方法で同社が特定の事業を売却するプロセスを容易にするものだ」と強調した。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000042-jij-int
▼日銀が短期市場に2兆円供給、リーマン余波の金利高騰防ぐ
日本銀行は17日、金融機関が資金を貸し借りする短期金融市場に2兆円の資金を供給した。
米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻を受け、短期金利が過度に上昇するのを防ぐためだ。
1回の資金供給量としては、2006年3月に量的緩和政策を解除して以降、最大となる。日銀は前日も2回で計2兆5000億円の資金供給を行っている。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000016-yom-bus_all
▼70平米換算の首都圏新築マンション価格、下落駅増加 東京カンテイ
東京カンテイは9月16日、「08年7月1日時点の首都圏新築マンションの駅別70平方メートル価格上昇率ランキング」を発表した。価格データは、同社のデータベースに登録された新築マンション価格を、70平方メートルに換算して表記したもの。
それによると、上昇率1位はJR中央線「三鷹」駅(前年同月比48.2%上昇)となった。続いて、京浜急行本線「上大岡」駅(同45.7%上昇)、京王相模原線「多摩境」駅(同42.5%上昇)、JR総武線「西船橋」駅(同42.5%上昇)、東急東横線「日吉」駅(同36.9%上昇)となっている。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000003-jsn-ind