▼米株式、反発=AIG救済期待で
16日の米株式相場は、証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)に続き、資金繰り難に陥っている保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の将来に対する不安が広がる中、終日にわたって不安定な商いが続いた。ただ、米政府がAIGの救済を検討しているとの報が市場に伝わるにつれて上伸に転じ、ダウ工業株30種平均は前日終値比141.51ドル高の1万1059.02ドルで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数も27.99ポイント高の2207.90で終了。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000023-jij-int
▼一時106円台に急落=米金利据え置きで
16日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場予想に反して金利据え置きを決めたことを受け、金利差の観点からドルが買われ、一時1ドル=106円39銭に下落した。午後5時現在は、105円60―70銭と、前日午後5時(104円62―72銭)比98銭の円安・ドル高。
円は、朝方から対ドルで軟調に推移。経営難の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)がつなぎ融資を受けられるとの報道きっかけに、米金融機関をめぐる信用不安がやや和らぎ、ドルの買い戻しが進んだ。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000021-jij-brf
▼リーマン・ショック 生活は? 円高で物価落ち着く/人員削減、給料カットも
世界の株式市場に激震をもたらした米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)問題。混乱は原油、穀物高による物価高で苦しむ日本の国民生活にどう影響するのか。経済の専門家に話を聞くと、「短期的に物価高は収まる」というものの、中長期的に世界的大不況となる危険性をはらんでおり、給料やボーナスにも響き、「最悪のシナリオを見込んで生活設計したほうがいい」との助言も。日本社会の先行きはどうも暗そうだ。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000070-san-bus_all