▼<東証>618円安 米リーマン破綻で世界同時株安
米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)をきっかけに、日米欧や新興市場の株価が急落している。連休明け16日の東京株式市場の日経平均株価午前の終値は、前日終値比618円67銭安の1万1596円09銭と、取引時間中としては3月17日の年初来安値(1万1691円00銭)を更新した。週明け15日のニューヨーク市場のダウ工業株30種平均の終値も、前週末終値比504.48ドル安の1万0917.51ドルまで下落し、06年7月以来、約2年2カ月ぶりの安値。下落幅は米同時多発テロ直後の01年9月17日以来の大きさとなった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000022-mai-bus_all
▼リーマン日本法人が民事再生法の適用申請
リーマン・ブラザーズの日本法人、リーマン・ブラザーズ証券と、その持ち株会社(いずれも東京都港区)は16日、米本社の破綻(はたん)を受け、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。国内資産の保全を図るためだ。帝国データバンクによると、負債は2社合計で約3兆9000億円。2000年10月に破綻した協栄生命保険(負債約4兆5297億円)に次いで、戦後2番目の大型倒産となった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000012-yom-bus_all
▼<NY原油>急落、95ドル台 7カ月ぶり安値
15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、米金融市場の混乱で世界的な景気減速懸念が強まったことを受け急落した。指標である米国産標準油種(WTI)の10月渡しの終値は、前週末終値比5.47ドル安の1バレル=95.71ドルと100ドルの大台を割り込み、終値ベースで2月15日以来、7カ月ぶりの安値水準となった。通常取引終了後の時間外取引では一時、92.75ドルと2月13日以来の安値をつけた。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000008-mai-brf