▼7月全国消費者物価は前年比+2.4%、予想上回る上昇
総務省が29日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比2.4%上昇の102.4となった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス2.3%で、発表された数字は予測を上回った。
前年比伸び率としては、1997年10月(2.4%上昇)以来の高い伸びとなる。食料、光熱費、ガソリンなどが上昇率を押し上げた。総合指数は前年比2.3%上昇した。食料(酒類を除く)およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.2%上昇だった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080829-00000964-reu-bus_all
▼日米欧で協調介入を準備=3月のドル急落時に通貨当局-その後の反発で見送り
今年3月にドルが対円や対ユーロで急落した際、日米欧の通貨当局がドルを買い支えるための協調介入の準備をしていたことが28日明らかになった。ドルの下落が続けば世界経済が大きな打撃を受けかねないと懸念、具体的な介入手続きの確認作業などを行った。その後ドルが反発したことで実施は見送られたが、再びドルが大きく値を下げる事態が生じれば、協調介入が再浮上する可能性もある。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000059-jij-int
▼利上げは09年度後半まで困難? 日銀、景気判断「停滞」に下方修正
日銀は2008年8月18、19日に開いた金融政策決定会合で足元の景気判断を「停滞」に下方修正した。「停滞」の表現を使ったのは、金融不安やデフレで景気が後退した1998年以来10年ぶり。政府と同様に今回の景気後退入りを事実上認めた形で、日銀が凍結している利上げは一段と遠のきそうだ。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080828-00000000-jct-bus_all