▼東証システム障害は同一証券会社が複数銘柄で注文集中
東京証券取引所は10日夜、朝方に発生したシステム障害が、同じ証券会社からの複数銘柄の一括注文が短時間に集中し、あらかじめ設定していた注文処理の制限回数を超えたことによるものだったと発表した。
こうした発注方法は規則などで特に規制されていないものだ。東証はシステムの制限設定を変更した。一時、取引を停止した1部上場のアルプス電気と名古屋鉄道の両銘柄の取引も、11日は通常通り行うという。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000003-yom-bus_all
▼グッドウィル、外資主導で再建へ
人材派遣大手のグッドウィル・グループ(GWG)が、外資主導で再建を目指す方向で調整が進んでいることが11日、明らかになった。主取引銀行であるみずほ銀行が、グループ向け債権のうち1000億円前後を米大手ファンド、サーベラスや米証券大手モルガン・スタンレーなどに売却し、買い取った側が債権の一部を株式に転換してGWGの主要株主となる案が有力だ。創業者の折口雅博会長は退任する公算。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000023-jij-bus_all
▼円、101円台に反発、米信用不安でドル売り
週明け10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、信用不安を背景に米株式相場が3営業日連続で大幅続落したことを眺めドル売りが進み、1ドル=101円台に反発した。午後5時現在は、1ドル=101円70―80銭と、前週末午後5時(102円63―73銭)比93銭の円高・ドル安で推移している。
米大手投資会社カーライル・グループの子会社が経営不振に陥ったことに加え、この日は証券大手ベアー・スターンズも資金繰りが悪化しているとの観測が広まった。市場では、貸し渋りの深刻化で景気がさらに悪化するとの懸念が強まり、米株式相場は大幅続落。ドルは101円55銭まで売られた。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000012-jij-brf