▼李大統領「通貨危機のような経済破たんはない
李明博(イ・ミョンバク)大統領は9日、国民との対話の場で、9月経済危機説に関する質問に「結論として言えば、通貨危機のような状況に遭って経済が破たんすることは絶対にないだろう」と答えた。困難はあるが、政府がうまく対処し経済主体の企業も一生懸命に対応すれば苦境を克服できるとした。同日夜にテレビ出演した100分間の「大統領との対話―質問があります」は、全国に生中継された。
李大統領は、「国債を売った人もさらに投資しており、外国の各機関が問題はないと評価している」と強調した。しかし、金融危機のひとつの軸となっている為替相場不安については、ウォン安政策で物価が上がったというのは事実には合わず、為替政策は人為的に調整できる影響範囲から外れたとして、政府の積極介入に否定的な見方をほのめかした。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000009-yonh-kr
▼8月国内企業物価は+7.2%、6―7月のコスト高が影響
日銀が10日に発表した8月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2005年=100.0)は前年比7.2%上昇となり、7月の同7.3%上昇(確報)からわずかに伸びが鈍化したものの、引き続き高水準を維持した。
原油価格は下落しているが、価格転嫁にはタイムラグがあるため、6月や7月のコスト高が影響した。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000737-reu-bus_all
▼7月経常黒字は前年比‐17.3%=財務省
財務省が10日午前8時50分に発表した国際収支状況速報によると、7月の経常黒字は前年比17.3%減少の1兆5318億円となり、5カ月連続の減少となった。
ロイターが民間調査機関に行った事前調査では、経常黒字の予測中央値は前年比が28.7%減少、金額が1兆3197億円だった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000723-reu-bus_all