▼7月首都圏マンション発売戸数は44.5%減、96年10月以来の大幅減
民間の不動産経済研究所が14日に発表したマンション市場動向によると、7月の首都圏マンション発売戸数は3554戸で、前年比44.5%減となった。減少は11カ月連続だが、下落幅としては1996年10月(54.3%減)以来の大幅なものとなった。
マンション契約率も53.5%で、好不調の分かれ目とされる70%を2カ月連続で下回り、1月の52.7%以来の低水準にとどまった。「需給ともに低調」(同研究所)な状態が続いている。
価格上昇に消費者がついてこられない状況が依然続いている。1戸当たりの価格は5309万円となり、前年比で0.08%上昇した。平均年収を700万円とすれば、平均価格はその7.6倍となっており、購入可能倍率と言われる5倍を大きく上回っている。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000590-reu-bus_all
▼「仕事の満足感低下」が4割=低賃金が意欲を損なう-労政研究機構
厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査で、勤労者の38.7%が仕事に対する満足感の低下を感じていることが分かった。そのうち43.4%が満足感低下の理由として「仕事に見合った賃金が得られない」と回答しており、低賃金が働く意欲の低下を招いている実態が浮かび上がった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000102-jij-pol
▼「金」10個なら株高?=北京五輪、市場も日本選手にエール
北京五輪で日本選手の活躍が続く中、株式市場でも「頑張れニッポン!」コールが高まってきた。「夏季五輪で日本が獲得した金メダルが10個を超えると日経平均株価が上昇する傾向がある」(準大手証券)からで、市場関係者の声援にも力がこもる。
ロサンゼルス五輪(1984年)以降6大会の開催期間中の日経平均を見ると、金メダル10個を獲得したロスでは3.5%高で、16個の前回アテネでは1.4%高。一方、5個以下と振るわなかった4大会では、いずれも下落した。
金メダルラッシュと株高の直接的な関係は考えにくいが、市場関係者は「メダルの数が増えれば国全体が明るく前向きなムードになり、投資家も勇気付けられる」(中堅証券)と、日本選手の活躍がもたらす心理的効果の大きさを指摘する。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080814-00000096-jij-spo