▼補正予算検討=「景気優先」麻生氏に明言-福田首相
福田康夫首相は13日午後、自民党の麻生太郎幹事長と約1時間、首相公邸で会談した。麻生氏は原油・物価高への対策を盛り込んだ大型の2008年度補正予算案を編成し、臨時国会に提出するよう要請。首相は国内総生産(GDP)の落ち込みを受け「景気対策を考えなければいけない。優先順位は極めて高い」と述べ、前向きに検討する考えを示した。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000139-jij-pol
▼マイナス成長に転落、GDP年率2・4%減…4~6月期
内閣府は13日、日本経済がどれぐらい成長しているのかを示す国内総生産(GDP)の速報値を発表した。
2008年4~6月期は、物価の変動を除いた実質GDP(季節調整値)が前期比0・6%減となり、07年4~6月期以来、4四半期(1年)ぶりのマイナス成長に転落した。これを1年間の成長率に換算すると2・4%減となる。景気がすでに後退局面に入ったことを裏付けるものだ。マイナス幅は、景気後退期だった01年7~9月期(年率4・4%減)以来の大きさだった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000009-yom-bus_all
▼アーバンコーポが民事再生法申請、負債総額2558億円で今年最大の倒産
アーバンコーポレイション<8868.T>は13日、東京地裁に民事再生法の手続き開始を申請したと発表した。同地裁は申請を受理し、保全処分命令と監督命令を出した。同社の発表では7月末時点の負債総額は2558億円で、東京商工リサーチによると今年最大の企業倒産となる。
午後7時から房園博行社長らが東京証券取引所で記者会見する。
同社は1990年、分譲マンションの企画販売を目的に創業。不動産流動化事業、マンション事業、アセットマネジメント事業など業容を拡大した。しかし、米国でのサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に端を発した世界的な金融市場の混乱と信用収縮、それを受けた日本の不動産投資市場の悪化により、同社は新規融資や短期借入金の借り換えが困難になるなど資金繰りが急速に悪化。開発済み不動産の売却も困難になったとしている。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000382-reu-bus_all